ハコスカ乗りの一番の悩みは、補修用の部品が手に入りにくいということではないでしょうか?
古いハコスカだと、日産ディーラーの部品販売ではほとんどのパーツが廃盤になっていて、純正の部品は手に入りにくくなってきているのが現状です。
こういう状況ですから、ハコスカを愛する人達はやむを得ずオークションやら個人売買の掲示板などでプレミア価格の部品を買ったりして、どうにか車を維持しているのです。
しかし、当然のように限界があるわけで、いずれはどの部品も手に入らなくなってしまいます。
実際に部品がが無いという理由によって泣く泣く愛するハコスカを手放してしまった、という友人もたくさんいます。寂しい話ですよね〜
だけど、そのような状況でもハコスカを絶対に手放したくない人達へちょっとだけアドバイスを…
有名なハコスカGT−Rオーナー、黒田さんがハコスカやケンメリの部品を自主製作する会社(ファインパーツ 職人かたぎ事業部)を立ち上げています。
ファインパーツは小売はしていませんが、ラバーソウルなど全国で代理店契約をしているハコスカなど旧車専門ショップなどに卸していますので手に入れる事が可能です。
もちろん消耗の激しい部品もたくさん復元販売してますので、ハコスカを愛する人達もこれで安心ですね!
中古車をこれから選ぶ時、特にハコスカであれば、資金に余裕がなければ難しいでしょう。
気に入った車が見つかってもお金の工面をしているうちに、他のお客さんに取られてしまう…。なんてこともあるかもしれません。
そして、これから中古車屋さんでハコスカを買う方も、将来的にいつかはハコスカ!と思っている方も、まずハコスカを見てもさっぱりわからないんじゃ話になりませんよね。
自分の目で良い車、悪い車を見抜けないといけないですからね。
しかもハコスカともなると、一般的な目利きでは太刀打ちできません。
やはり現在はネットでなんでも見れる世の中ですから、インターネットなどを使って日頃からとても勉強されていることかと思いますが、今ではネットの普及で、インターネットの通販で車を買ってしまう人もいるくらいです。
オークションなども安く手に入る可能性もないこともないですが、考えてみると、ハコスカをオークションに出す前に周りの人に話すと思うのです。
そして周りの人からは買ってくれる話が誰からもなかった。だからオークションに出す。という流れだと思います。
周りの人に話をしても一切買ってくれる人がいなかったのであればそれまでの車だということではないでしょうか。
もしくは、友達が全然いないか…。
とにかく、中古車は、特にハコスカはやはり実際に見てから決めましょう。決してネットでは即決しないように気を付けてください。
ハコスカが好きな人は中学生から70歳以上のおじいちゃんまでたくさんいますよね。
これから大人になって中古車屋さんからハコスカを探し出して乗り回してやる!という子供も中にはいます。
ほんとに万人に愛されているハコスカですが、はたして、子供の世代がオジサンになる頃にハコスカは中古車市場に存在しているかが心配ですね。
パーツは中古車屋さんが自社開発して販売してるいということもあり、かなり潤ってきていますが、車体だけはどうにもならないですからね。
レストアしたハコスカだって、切った貼ったの繰り返しで復活するわけですから確実に減りつつある現状です。
なかには1台レストアするのに2台〜3台の部品取りを使っているかも知れません。
フレームがなければレストアしたくても元がないですからあきらめざるを得ません。
そこで提案!もし部品取りとして3台以上持っている方がいましたら・・・・・これも何かの縁です!手放してみましょう!(笑)
若者に夢を託しましょう!ただの中古車としてガレージで眠っているハコスカを走らせてあげましょう!私は部品取りなんて所有していい人間ではありませんので、持っていませんが・・・。
しかし、やっぱり部品取りを所有している方々はうらやましい限りです(笑)